garamanのマジック研究室

マジシャン

かつてマジシャンとしてラスベガスで活躍した若き天才・葵昌吾。彼は、ある事故をきっかけに二度とステージには立たないと決意し、日本へと帰国した。彼をステージから降ろすきっかけになった事故によって、あるマジシャン夫婦は命を落としてしまい、残された娘は彼が保護者として引き取る事になった。少女の名前は榊原由貴。葵昌吾と榊原由貴の周りには、不可思議な事件が次々に起こる。葵は、持ち前のセンスと能力で華麗に解決していく。

1981年から1995年にかけて、少女向け漫画雑誌「ボニータ」に掲載されていた漫画です。次々に起こる事件の中で、様々に仕掛けられる犯罪トリックを、マジック的トリックを駆使して解決していく一話完結の軽快なストーリー。といってもそこは少女漫画。おそらくこっちはサブストーリーでしょう。葵昌吾と榊原由貴の2人が織りなす切ない愛情のやりとりが、回を重ねる毎に徐々に実を結んでいく様がメインストーリーなのかと思います。

全13巻です。

高階 良子
秋田書店


電子書籍版もあります。

レビュー

なし