garamanのマジック研究室

MAGIC BOYS

プロ・アマ問わずマジシャン達の素顔を追いかけた一風変わった写文集。マジックの世界に魅せられた、実に200名以上の肖像が収められています。普段いかに魅せるかを考えているマジシャン達ですが、実は一番魅せられてしまった人達でもあるのです。そんな健気な彼らの肖像を綴ったポートレート。「MAGIC BOYS」というタイトルが絶妙です。マジシャン達のポートレートがメインコンテンツですが、それ以外にも吉本芸人随一の文豪と言われるピースの又吉直樹さんの書き下ろし短編小説や、日本有数の奇術資料コレクターである河合勝氏のマジック史解説、精神科医・名越康文氏によるエッセイなど、ちょっと変わったコンテンツが満載です。

著者も写真家もマジックの専門家ではありません。そんな2人が2年半ほどの時間をかけて綴った、マジシャン達の肖像。マジシャン側からの視点ではなく、観客としての視点でもなく、もっと大きな視点で客観的に眺めた「マジックに魅せられた人々」の姿。「結構いるんだねぇ、こういう人(笑)。」と、ウチの奥さん。(苦笑)

大久保 加津美(編・著)
柴田 ひろあき(写真)
きんとうん出版

レビュー

なし