garamanのマジック研究室

タロットカード殺人事件
SCOOP

老齢になっても未だ三流の域を出ることのないマジシャン、シド・ウォーターマン(ウディ・アレン)は、その時チャイニーズ・ボックスを演じていた。ステージ上でぎこちなく立ち回るシドは、チャイニーズボックスの中に入ってもらうための女性を客席から物色する。選ばれたのはジャーナリスト志望の女子学生、サンドラ・プランスキー(スカーレット・ヨハンソン)だった。チャイニーズ・ボックスに入ったサンドラは、箱の中でありえない体験をする。数日前に亡くなった著名なジャーナリスト、ジョー・ストロンベル(イアン・マクシェーン)の亡霊が箱の中に突如現れ、彼が掴んだ一大スクープを耳打ちされたのだ。街を騒がせているタロットカード殺人事件の犯人が、大富豪で貴族の御曹司であるピーター・ライモン(ヒュー・ジャックマン)だと知らされたサンドラは、一人前のジャーナリストとして認めてもらうために、このスクープの真相を追い求める。シドの協力も取り付け、親子のふりをしてピーターに近づいたサンドラだったが、いつしかピーターに心を奪われ、疑いの眼差しを向けることができなくなっていく。一緒に過ごすうち、すっかりピーターへの疑いを拭い去ったサンドラは、ある時、ピーターと二人っきりで手漕ぎボートに乗っていた。仮に悲鳴をあげても、誰にも声が届かないであろうピーターの私有地の中で。一方、死神の手をくぐり抜けて何度も現れるジョーの亡霊から詳しく話を聞いていたシドは、ピーターに近づきすぎたサンドラを心配し、危険を冒しながらもピーターが犯人である証拠を探し求めていた。決定的な証拠を手にしたシドは、サンドラの命を守るべく二人の元へ急行するが、自体は思わぬ方向へ。。。

と書くとシリアスな展開のようですが、終始コメディーです。最後の展開もウディ・アレンらしくシニカルなコメディとしてのオチ。それにしても、一体誰が主役だったんだか。。。2006年に公開された映画です。

Scarlett johansson
Woody Allen
Hugh Jackman
Ian McShane
(BBC Films)

レビュー

なし