garamanのマジック研究室

Linking Headband

※ 以下の解説文では「ヘッドバンド」や「ヘアバンド」と表記していますが、ヘア・ゴムと言った方が通じるでしょうか?

2本の色違いのヘアバンドが、目の前で繋がったり外れたり。。。繋がっている状態をじっくり見ても、確かに繋がっているようにしか見えません。しかも、外れた後に手にとってみても、紛れもなく普通の2本のヘアバンドなのです。ヘアバンドには何の仕掛けもありません。


リンキング・ヘアバンド

即席マジック入門事典
p.93

1本目のヘアバンドを両手の人差し指に掛け、2本目のヘアバンドを両手の小指に掛けた状態で行う手順です。繋がる前の状態の二本のヘアバンドの間には中指と薬指がありますから、ヘアバンド同士の距離が遠くなり繋がったときの状態が見やすいという利点があります。

準備段階から指先のテクニックが要求されますが、ステップ毎に指の状態が確認できる8枚のイラストを良く見れば、習得はさほど難しくないでしょう。また、「繋がった状態を見せる方法については色々あるからご自分で研究してください。」というように突き放されてしまいますので、自分で見ても不思議に思えるような見せ方を考えてみるのも面白いかもしれません。いくつも考えられます。(2005.08.06)

リンキングヘアバンド

Mr.マリック はじめての超魔術
p.82

1本目のヘアバンドを両手の人差し指に掛け、2本目のヘアバンドを両手の薬指に掛けた状態で行う手順です。2本のヘアバンドの間には中指しかありませんので、ヘアバンド同士の距離が近くインパクトが若干弱くなりがちですが、小指を使わない分、演じやすくなっているような気がします(演じやすいかどうかは個人差がありますが)。準備段階での操作もスピードアップできると思います(これも個人差がありますが、、、)。

繋がった状態の見せ方の一例として、簡単でインパクトのある方法が紹介されています。確かに繋がっているようにしか見えない方法です。カズ・カタヤマ氏の手による12枚のイラストに加藤英夫氏による簡潔な解説文。これで手順が理解できない人はいないでしょう。Mr.マリックのワンポイント・アドバイスも活用してください。(2005.08.06)