garamanのマジック研究室

EXPERT CARD TECHNIQUE

1940年、ジーン・ヒューガード(Jean Hugard)とフレデリック・ブラウエ(Frederick Braue)によって刊行された、カードマジックの歴史的名著です。当時の最新技法や作品を体系的に網羅した448ページの大著です。前半は技法、後半が作品集といった構成で、318枚のイラストが添えられています。1940年代と聞くと古い印象を受けますが、一時代を築いた名人たちの全盛時代であり、本文中に登場するマジシャン達の名前を見るだけでワクワクします。

バート・アラートン(Bert Allerton) / セオドア・アンネマン(Theo Annemann) / クリフ・グリーン(Cliff Green) / ジャック・マクミラン(Jack McMillen) / ポール・ロッシーニ(Paul Rosini) / ダイ・ヴァーノン(Dai Vernon) / チャーリー・ミラー(Charlie Miller) 等々、他にも沢山出てきます。
作品の解説の前にはクレジット表記もしっかりと書かれていて、勉強になります。最近マジックを始めたばかりの人が読んだら、「この時代に既にあったの!?」と思う作品がいくつも収録されています。

第3版では、ダイ・ヴァーノンとドクター・ジェイコブ・ダレー(Dr. Jacob Daley)の章が2つ追加されていて、34枚のイラストが追加されているそうです。ダイ・ヴァーノンの章では、名作 [All Backs] が収録されているそうです。また、追加された34枚のイラストは、奇術趣味たっぷりの小説を書く事で有名な クレイトン・ロースン(Clayton Rawson) が描いているそうです。

残念ながら、リンク先の Dover 版は初版が元になっていますので、上記の2章は含まれていません。

Jean Hugard & Frederick Braue
Dover Publications

レビュー

The Dunbury Delusion