garamanのマジック研究室

冷たい指の手品師

何十年も続く児童連続誘拐事件を背景に、執念で犯人を追い続ける FBI 捜査官のアレックス・ドノヴァンと、子供の頃に自分が目を離した隙に妹を誘拐されてしまった経緯を持つ CIA 局員のエリン・ベイカーが織りなす、緊迫の追跡劇。その犯人は、子供の注目を集めるために公園で華麗なマジックを演じていたという。しかし、それ以上の手がかりを残すことなく次々と犠牲者を増やしていく犯人は、いつしか”マジシャン”と呼ばれ、半ば伝説化していた。全く姿を現さない不気味なマジシャンを追う二人には、一連の事件の真相に近づくたびに危険に晒されていく。ついにその核心部分に飛び込んだとき、さらに大きな陰謀を知る事になる。。。

コンピュータサイエンスの学士号を持ち、10年以上 IBM に勤務した後に作家に転向した変り種、パトリシア・ルーインのサスペンスです。

Patricia Lewin
石原 未奈子(訳)
ヴィレッジ・ブックス

レビュー

なし